アンティーク　Charlotte Perriand　Desk for Les Arcs [ftd-819]

フランスで買い付けましたアンティークのCharlotte Perriand　Desk for Les Arcsです。Charlotte Perriandは、パリの装飾美術中央連合学校（エコールUCAD）で学び、1926年に卒業。自らアトリエを構え、数々の展覧会に家具を出品。1927年サロン・ドートンヌに出展した「屋根裏のバー」が大反響を巻き起こします。この作品がきっかけとなり、ル・コルビュジエのアトリエへ入所。これが運命的な出会いとなり、シェーズロングを始め数々の名作をコルビュジエとともに世に送り出しました。1937年にアトリエで一緒に机を並べていた坂倉準三の誘いで、輸出工芸指導の顧問として日本へ招かれます。1年余りの滞在期間に日本各地を柳宗理の案内でまわり、日本の伝統的な暮らしや美意識に深い感銘を受け、その後の作品に強く反映されています。こちらのデスクは、シャルロット・ペリアンが携わったフランスのスキー場「レ・ザルク」で使用されていたデスクです。一人用のワークデスクとして最適なサイズ感で、温かみのあるパインカラーと柔らかな印象のデザインが素敵な1970年代ごろの作品です。しっかりとしたつくりで、お部屋やショップ等の実用兼ディスプレイとして大変おすすめです。状態ですが、経年による木質劣化、金属特有の劣化、木質収縮による隙間、小傷や擦れ、打痕跡、若干の歪み、しみ等といった使用感はありますが雰囲気をそこねるような目立つダメージもなく問題ない状態かと思います。ただあくまでアンティークになりますのでご理解いただける方のご購入をよろしくお願いします。